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一般財団法人令和文化蔵

​私たちの想い

世界の各地には長年伝承されてきた貴重な伝統文化・生活文化があります。それは地球上にて大自然の恵みを受けた人間の知恵と叡智を積み重ねてきた調和の姿です。日本にも時代を超えて人々により伝承されてきた文化があります。容易に到達できない時間を経て、人々の心、手や目、身体を通し熟成し育んだ美意識や生活文化は日本人の価値観そのものです。しかしながら世界的に近代化が加速したこの約200年においては、古来からの伝統文化の継承は危うくなってきました。それは日本においても例外ではありません。人々の暮らしの変化は急速で、今では文化は経済の後回しにされる状況です。これらは深刻に捉えるべき課題ではないでしょうか。変容する日本文化の行末をただ傍観している事はできません。このままでは本質を避けて次の世代へ引き渡すことになります。それで我々は納得できましょうか。当財団は懐古主義ではなく、伝統は革新の継続と捉え伝統文化は人間生命の根源的価値と重く受け止め、社会において何故文化が大切であり、なぜ守り継承しなければならないのかを社会に問います。後世の人々に「令和時代に令和文化として再び文化が開花した」と言ってもらえる。真の日本文化蘇りを関係各位の皆様と共に探求心溢れる喜びの氣持ちで携わり、未来へ確実なる足跡を残して行く所存です。

事業活動

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教育事業
日本の伝統文化を後世に伝えるために、学生・一般へ向けた伝統文化教室や各 教育機関、学校訪問授業などを中心に教育事業展開いたします。また日本各地 の生活文化、歴史民俗に関わる研究を進め日本各地の歴史・民俗研究、及びこ れらの研究発表として、学生・一般に向けた講演会等の開催をします。

調査復元事業
能楽の各演目に必要な道具衣装類の現状調査と必要に応じた修復、復元を中心 に活動します。日本伝統工芸技能技術の現状を調査研究し、その技能技術伝承 の必要性を現代に伝え振興普及する活動です。また江戸期以前に作られた能舞台を調査研究し、それを現在の匠技術で復元完成を目指します。

飛天双○能事業
2023 年1月より2034 年まで年1 回の予定で「飛天双◯能」舞台を主催し ます。調査復元事業にて得られた成果の発表の場として全国各地の神社仏閣に点在する野外能舞台を中心に能楽奉納を行います。先々に於いて宮大工匠の技 による組み立て能舞台に於いての能楽奉納を目指します。それらに付随する全ての記録映像のアーカイブや各回能楽奉納にて配布される番組パンフレット冊 子を製作発行します。大倉正之助主宰「飛天双○能」

代表挨拶

日本は皇紀2600 年以上連綿と続く文化国家である事を忘れてはなりません。 文化を磨き保持するとはそれに関わる人を育て技能を継承させることであります。令和文化蔵財団は文化伝承に関わる人材育成及び伝統産業の見直しを素材より再生復元に取り組み本来の文化国家としての姿へと誘う働きを成す財団となります。


能楽師 大倉正之助 Shonosuke Okura
重要無形文化財総合指定保持者 日本遺産大使
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